


タイという国にしっかりと根を下ろし、地元の人々とともに事業を展開していきたいとヤマモリは願っています。そのため、単に事業だけのおつきあいだけではなく、生活、文化など幅広い面から両国の人々が理解し合い、交流していける架け橋の役割を果たすことが企業としての使命だと考えます。

その初めの一歩として、2005年1月、名古屋市納屋橋のたもとにタイ料理レストラン「サイアムガーデン」をオープンしました。タイの著名な料理研究家の指導のもと、一流レストランで腕を磨いた経験豊富なシェフたちが、タイ料理の持つ本来の風味、おいしさを伝えています。また、ヤマモリがレトルトパウチ食品で展開する「タイカレー」などタイフードメニューのアンテナショップとしての役割も担い、ここから情報を発信します。

サイアムガーデンの建物は、昭和6年頃、名古屋市納屋橋に貿易商「加藤商会」の本社ビルとして建てられたもので、平成13年には国の登録有形文化財に登録されました。このビルには昭和10年から20年頃まで、当時のシャム国(現在のタイ)の領事館が置かれたこともあり、日本とタイにとってつながりの深い建物なのです。こうした歴史的背景のある建物であるがゆえにヤマモリはここにタイ料理レストランをオープンさせました。

サイアムガーデンで提供するタイ料理は、「世界の台所」政策を進めるタイ国を代表する料理研究家、シーサモン・コンパン博士の全面的な指導を頂いています。ヤマモリの「本当のタイ料理を紹介したい」という熱意に応え、自らシェフを面接し選定。さらにメニューづくりや調理技術も監修され、すべてのタイ人、その他外国のお客様に愛される本当のタイ料理をお届けすることができるようになりました。甘・辛・酸味のバランスを大切に、栄養価が高く、食欲増進・消化促進・代謝向上など様々な薬効成分を含むハーブとスパイスが多用されたタイ料理は、美味しいだけでなく健康的な料理だといえるのです。また、野菜や果物に施す複雑な彫刻「カービング」をはじめ、彩り鮮やかな盛り付けもタイ料理の特徴であり、楽しみのひとつです。