国際貢献
NPO法人 国連世界食糧計画WFP協会への取り組み
世界にはすべての人口を養うのに十分な食糧があるにもかかわらず、依然9億2,500万人が飢えや栄養不足に苦しんでいます。飢えは未だに世界第一位の死亡原因で途上国では、5歳未満の子どもの死のおよそ3分の1に、栄養失調が関連しています。また、5歳未満の子どもの4人に1人が低体重(健康な子どもと比べて、年齢の割に体重が少ない状態)に苦しんでいます。
国連WFP協会は飢餓と貧困の撲滅を使命とするWFP 国連世界食糧計画を支援する認定NPO法人です。日本国内において世界の飢餓問題や食糧援助活動に関する情報発信を行い、多くの人々が容易に参加できる支援の方法と機会を広く提供し、日本社会からの物心両面の貢献が格段に高まることを目的としています。
ヤマモリは食品企業として世界の飢餓をなくしていこうというWFP協会の趣旨に深く賛同し設立以前より協力してきました。WFP協会が2005年8月に認定NPO法人の資格を取得した機会に当社は企業の社会的責任や国際貢献として飢餓や貧困の問題の解決に貢献したく協会の運営にかかわる評議会メンバーとして参加しました。現在、当社は世界各地の災害被災地への募金活動などできることから積極的に参加しています。東日本大震災においては、協会の要請を受けて物資支援を行いました。ひとりでも多くの方々にWFPの多様な活動や支援の取り組みをご理解いただき、暖かいご支援の輪が広がることを希望しています。