社長メッセージ
VUCA時代だからこそ、私たちのDNAである「更なる変革への挑戦」を続け、「より多くのスマイル」を創造し続ける
私たちは、1889年三重県にて創業し、今年で135年目を迎えます。
その過程において「変革への挑戦」を続け、様々な業界初の技術革新やマーケティング革新を通じて、環境変化に適応するべく「多様な商品やサービス」を開発し続けております。
私たちの「大義」は、「より多くの方々に喜んで頂くこと」と「より多くの社会の課題解決を図ること」です。
すなわち、「より多くのスマイルを創造し続けること」こそが、私たちのレゾンデートル(存在意義)であると私は考えます。
2020年代に入った矢先の世界的規模かつ長期的なパンデミックとなっているコロナウィルス感染拡大を発端に、まさにVUCA(Volatility<変動性>、Uncertainty<不確実性>、Complexity<複雑性>、Ambiguity<曖昧性>)時代の劇的な環境変化に直面しております。
直近においても、「各国の金融引き締め」や、「地政学リスクの高まり」の影響により、株式市場は混迷を極める一方で、「気候変動による様々な天変地異」「日本においては人口減少と高齢化」「生活者の価値観の更なる多様化」「AIを始めとしたテクノロジーの進化」等、まさにVUCA時代に拍車がかかると考えます。
更に、30年後の2050年を視野に入れれば、政治的要因、経済的要因、社会的要因、技術的要因等の視点で様々な将来予測がされておりますが、これらの環境変化に先手を打ったとしても、高い確率をもって奏功しないことが大いに想定されます。
それらを勘案し、私たちが「より多くのスマイル創造を目指す」ためには、「VUCA時代の環境変化適応業」へとアップデートすることが必至です。
そのための絶対条件は、ヤマモリグループの働く同志一人一人の「変革への挑戦の強化」です。
具体的に言えば、今まで以上に「スピード」を重視し、「積極性」をもって、「多種多様な変革への挑戦」をし続けることだと考えます。
一方で、食品製造業において普遍的価値である「安全安心」「高品質」「おいしさ」「健康」「簡便」「エンターテインメント」「合理的価格」「イノベーション」を追求し、生活者の効用および社会価値の最大化を図るべく日々精進します。
もっと言えば、「持続可能な社会の実現」という絶対的普遍的価値を創造することに、さらに積極的に取り組んでいく必要があります。
私たちは1988年にタイ王国にてビジネスを着手し、約35年を経て、タイ王国を中心にASEAN諸国においても事業展開をしております。
まさに、グローバル視点からもSDGsには更に積極的に取り組んでいく所存です。
グローバル視点から「より多くのスマイル創造」を目指し、VUCA時代の環境変化に適応するために、わたしたちのDNAである「変革への挑戦」を更にスピードをもって強化します。
代表取締役 社長執行役員