しょうゆ技術
しょうゆは、古来中国から伝来したとされ、関西を中心に全国へと発展していきました。その原料として、大豆、小麦、塩を使います。日本農林規格(JAS)では、製造方法、分量、特徴などから、「こいくち」「うすくち」「たまり」「さいしこみ」「しろ」などの種類に区分けされ、古くから日本人の食文化に欠かすことのできない調味料として数多くの場で利用されてきました。ヤマモリは、そうしたしょうゆの醸造から創業しました。以来130年以上、伝統の手法を受け継ぎ、さらに「おいしさ」を深め、均一の品質でお届けするために、最新設備の導入を図りながら、時代にあった新商品の開発を重ねてきました。
桑名工場では、自動通風製麹装置や当社独自で開発した、特許を持っていたY-2型圧搾機によって、おいしいしょうゆをそのまま大量生産できる数々の設備の拡充を行ってきました。また、1リットルボトル容器成型機を業界に先駆けて導入することで、家庭用販売も飛躍的な成果を上げてきました。また、ISO9001・FSSC22000を取得し、おいしさ求めるだけではなく、お客様に安心・安全な商品をお届けできるよう、品質管理を徹底するとともに環境に配慮した製造を行っています。
味にこだわるヤマモリでは、伝統の手法や昔ながらの味を大事にし、「今の商品に甘んじることなく、よりおいしい商品をお客様にお届けしたい」、「おいしさだけではなく健康でありたい」との思いに応える商品として、おいしさと健康に配慮した商品「ギャバ醤油」を発売しました。こちらには話題のギャバ(GABA)をしょうゆの醸造工程で育成するヤマモリ独自の製法(製法特許取得)が使われています。